フィールド復帰したはなし

2021年の10月から2022年2月まで長い入院生活を送る。

ボクのブログはプライバシーって概念があまりないし、別に隠すことでもないから書いちゃうけど「オストメイト」になっちゃったんです。仕事には復帰できたんだけどストーマの装具に悩まされて、とてもフィールドには出れない状態が続く。

でもなぜか増え続けるルワァ。不思議で仕方がないw.

夏の暑さも和らいできた週末。遠出や終日のガチ釣りは少し厳しいかな？ご近所でショートタイム。

となるとUSKになる訳で・・・お魚は期待できないけどでも少しフィールドの空気に触れたいという思いも・・・

土曜日、午前中の空き時間、ラゲッジスペースに釣り道具を積み込んで、カヌーを乗せる。エントリーポイントまでは10分くらいのハナシ。あとは、いくか？いかなか？だけのこと。それは行くよね。少しの不安とわくわくは入り混じる不思議な感覚の中車を走らせる。

今回から、バイヤーオブメインのローチェアを持ち込んでみる。

ソロカヌーだと後ろに重心がかかって不安定になるし、カヌーも漕ぎづらい。試しにって感じで持ち込んでみたんだけど、これがすこぶる調子よい。少し位置が低いかな？？そこはサーマレストを敷いて調整。これでバッチリだ。

カヌーで滑り出すと気持ちの良い風が頬を撫でてくれる。決してきれいなロケーションではないけど、懐かしい匂いが鼻腔をくすぐる。この匂いを嗅ぐとテンションが上がるよね。釣れるわけないのにね・・・・・

もちろん、ノーフィッシュ.ノーバイト.ノーチェイス.ノールック.いつものコト。

恒例になっている体育座りでの自撮りw.SNSの「体育座りHEADZ」たちが大喜びしている。もはやルーティン。

なんて年季の入った神々しい体育座りなんでしょう？角度と哀愁が完璧だ。このままいくとニルヴァーナ出来ちゃうかも？皆さんに来世でお会いできないのが残念といえば残念。

翌日はゆっくりお休みするとつもりだったんだけど、朝起きて、お昼を過ぎて、時間が経つごとに「YOU！夕まずめ狙っちゃいないなYO.」とどこからともなく耳元でささやく声が聞こえる。

あ〜車からカヌーおろしてないし～ローライトだし～風は穏やかだし～エレキがなくてもパドリングで行けちゃうよね・・・・・いける理由だけが頭の中をループする。

それは行くよねw.

3時過ぎから6時くらいまでのショートタイム。前日とは別の、前によく通ったお気に入りのエリア。

数少ないバイトの記憶やストラクチャーの位置なんか思い出しながら、キープキャスト。

いただきました。ハンドサム「テールバップ」　

退院してからゲットンしたルワァ。入院中に取り置きしてくれていたショップさんに感謝。

日陰で乱杭のエリア。ハンドサムのテールバップが良い位置に着水する。杭を通過しそうなところで一旦ポーズ。軽くジャークすると、テールのカップがポワンって感じの音を立てて水中でダート。そのまま水中でひったくられる。

ｷﾀ――(ﾟ∀ﾟ)――!!もう無我夢中でリールをゴン巻きしてのランディング。

・慌てない

・急がない

・無理しない

相変わらず理想ははるかかなただ。

旧知の釣り仲間とぼちぼち連絡を取り始める。みんなボクの事情を理解してくれて、ボクに合わせた感じで「釣りに行きましょー」といってくれる。本当にピースな仲間たち。体の事も含めて良いことばかりじゃないけど、全国にいるトップウォーターの釣りを通じて仲間になってくれたみんなに、とても支えられている。ボクも誰かの支えになっていたらとてもHAPPYだ。

そんな素敵な仲間たちと9月～11月にかけて釣行の予定が立ち始める。そんな釣行の様子もブログにして皆さんと共有していけたらと思う次第。引き続きお付き合いいただけたらHAPPYです。